寺子屋MTG

マジック:ザ・ギャザリングのカードで豆知識得ちゃおうという、ただネタが書きたいだけのブログです

MTG用語解説シリーズ

MTGのカード効果って…イマイチ分からないもの多くありません…?
少なくとも復帰勢の私には
「そんなの昔なかったよォ?!」
「えっ、今この効果ないのォ?!」
っていう効果が山盛りてんこ盛りモリモリ。

なので、自分の備忘録かねて、カードの効果について解説したいなと思います。
がっ!
私一人だと…マジのど素人なので(だって私の時代はマナバーンとかあったんだぜ…今ないやん…?)
なので、このシリーズではMTG歴の長いお友達にも対話形式で参加していただくことにしました。

 

決定事項です。

 

お友達召喚!無色3マナ!2/2 クリーチャータイプ:友人()

 

ちょっ!なんですか!いきなり!
しかもクリーチャーとか?!

よしゃ!召喚成功!
というわけで、用語解説お願いしまーす!

 

用語解説…?
そんなのやってれば自然に覚えるし、大会ならジャッジに聞くのが一番ですよ

わかってないなー。初心者に対して「自然に覚えろ」とか「ジャッジ呼べ」とか、ハードル高いんだよ!

今、現役でガチプレイしてる方々…MTGをはじめてプレイしたときのことを思い出してみてください…。
トランプル?スタック?タップ?アンタップ?
みんな呪文のように唱えてる「アンタップアップキープドロー is なに!」
ってことありませんでしたか…?
なかった方は幸運です!素晴らしい!あなたはMTGの申し子。素質があります。さすがですね!
ちな、私は初めてMTGをプレイしたとき…2か月くらい…アンタップとタップの区別がついてませんでした…。
どっちがタップでどっちがアンタップ…???っていう状態。
まぁね!当時は英語の説明書しかなかったからね!
初めて買ったパックは4版でしたが、当時はリバイズドやフォール・エンパイアなんかもフツーに売ってましたし。4版は日本語版ありましたけど、若干高かったので英語版買ってたんですよ…日本語版売ってる店も少なかったし。

YouTubeの解説動画なんてなかった時代なので(YouTube自体…というより、インターネットなんてほぼほぼなかった!)。

…なんていう懐古回顧ネタはそのうち別コーナー立てるとして。
用語解説です。
知ってる単語も多数出てくるかと思いますが、そこはホラ、完全初心者向けということで!ご理解ください!

 

なんだかよく分からないけど、茜さんの質問に答えればいいんですか…?

そういうこと!ありがとう!じゃ、次回から早速お願いね!

 

というわけで、「MTG用語解説シリーズ」はじまりまーす。

待て!次号!

やっぱり猫が好き

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九つの命


基本セット2021のカードです。んなこた皆さん知ってるでしょ。

真ん中にいるのはイエネコ(家猫、Felis silvestris catus)。肉食目ネコ科ネコ目に分類される愛玩動物。イラストの猫は日本で言うところのキジトラでしょうか。英語で言うとブラウン・マッカレル・タビー(Brown Mackerel Tabby)っていうらしい。


イエネコの後ろに浮かんでいる8体は歴代のネコキャラクター。

  • 黄金のたてがみのジャザル/Jazal Goldmane
  • コイルの破壊者、マリーシ/Marisi, Breaker of the Coil
  • 孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard 
  • 世界の咆哮、アラーボ/Arahbo, Roar of the World
  • ネコルーの女王、ワシトラ/Wasitora, Nekoru Queen 
  • エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava
  • ウェザーライトの決闘者、ミリー/Mirri, Weatherlight Duelist 
  • 王の摂政、ケンバ/Kemba, Kha Regent

 

毎回思うんですが、マリーシ顎長くないか…?
シャクレルプラネットを彷彿とさせるんですけど。
あと、アジャニがいないのはなんでだろう?やっぱりプレインズウォーカーだから?

 

さておき、なんで「九つの命」なのかという話。
猫なら「100の命」でもいいじゃんとか思いません?(101回生きた猫っていう絵本もあるし)

調べてみたら、英語の諺に

「A cat has nine lives(猫は9つの命を持つ/猫に九生あり)」

っていうのがありました。猫はなかなか死なないとか、しぶとい、とか。そういう意味ですね。
この諺の正確な起源は分かりません。ただ、16世紀イギリスの小説家ウィリアム・ボードウィンが書いた「猫にご用心(Beware The Cat)」と言う小説に
「a witch to take her cat's body nine times(魔女はその猫の体を九回使うことを許される)」
と言う一説がありました。
ウィリアム・ボードウィンの「猫にご用心(Beware The Cat)」はイギリス初の小説であり、猫の王の葬儀に関するアイルランドの伝承を現在の形にまとめた最初の作品とも言われています。

「猫の神話」という本にまとまってますので、興味がありましたらぜひ。
魔女の使い魔「グレマルキン(グリマルキン)」も出てきます。これ、グレマルキンが出てくる最初の小説でもあるのね。

 

シェイクスピアロミオとジュリエットにも
「猫王どの、9つあるというおぬしの命がたったひとつだけ所望したいが(Mer.Good King of Cats, nothing but one of your nine lives)」
と言うセリフがあります。ジュリエットの従兄弟ティボルトとロミオの友人マーキューシオがもめ事を起こしたときに、マーキューシオが言った言葉です。(しぶといお前をちょっと懲らしめてやるだけだ、と言いつつ殺意をちらつかせるみたいなかんじ)

 

猫って人間の生活に入り込んでますからね…。犬もですけど。
日本でも弥生時代くらいから猫が飼われていたようです。(ずーっと平安くらいからって思われていたんですが、長崎県の離島にある遺跡から家畜化されたと思われる猫の骨が見つかり、調査の結果、紀元前2世紀頃にはねずみ取り用の家畜として猫が飼われていたことが分かりました。2019年のことです

 

九つの命を使ったデッキもいろいろあります。
「九つの命」を「役割交代」で相手に渡し、「精霊龍、ウギン」や「次元の浄化」で戦場から離れさせることで相手を敗北させるデッキ。
「九つの命」をひたすらコピーして残機を増やしまくるデッキとか…。

 

犬猫に限らず動物大好きなので…九つの命使ったデッキを組みたいんですけど。
何度M21のパック買っても自引きできないんですけど?????
そんなに高くないカードだからシングルで買っちゃおうかなぁ…とか考えてます。

買うべきか、買わざるべきか、それが問題だ…

 

自引きすりゃーいいんだよ!知ってるよ!

 

 

お初にお目にかかります

 

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停滞

すべてはこいつから始まった…。


はじめまして。
はじめましてじゃない方、お久しぶりです。

茜です。

普段はプログラム組んだり校正したり学術情報について語ったり、家事育児に東奔西走したり、…まぁ、普通のそこら辺にゴロゴロ転がってるただの人間です。

MTGに初めて触れたのは…リバイズドの頃?
始めて箱買いしたパックは4版です。
このあたりの経緯はTwitterで何度かつぶやいてますね…

 

ウルザズ・サーガくらいまでプレイしてましたが、いろいろありましていったんおやすみ。

ラブニカのギルドあたりからゆる~く復帰して今に至ります。

最近のMTG事情、まったくわかりません。

本気でわかりません。

マナバーンがなくなったって聞いてびっくりしてるんですけど?
プレインズウォーカーってなによ???
あっ、トランプルくらいは知ってるよ!

そういうレベル。

ここは、そんなMTG出戻り勢が懐古厨になってみたり、興味を持ったカードを紹介したり、フレーバーテキストにツッコんだり…と、いろいろやりたい放題やるブログです。

そのうち子ども中心のフリプ会とか開けたらいいな~…
なんて考えながら、ゆる~くMTG広報活動ができたらないいな~と思ってます。

何卒よしなにお取り計らいのほど、お願い申し上げまする…